ガバピン 100mg (ガバペンチン・ジェネリック)の薬効・注意点
ガバピンとは
ガバピンはインドの製薬会社、インタスファーマから販売されている「抗てんかん薬」です。
錠剤タイプの飲み薬で、内容量は1箱辺り10錠です。
使用効果・効能
ガバピンは、「ガバペンチン」を主成分・有効成分とした「抗てんかん薬」です。
てんかんとは、過剰な神経伝達によって脳内が必要異常に興奮している状態の事を指します。
有効成分ガバペンチンは、神経伝達物質の脳への流れを抑制する作用が有ります。
この作用により、脳に与える不要な刺激を減らして神経を落ち着かせて、興奮状態を緩和してんかんの症状を治療するのがガバピンです。
また、他の抗てんかん薬と併用して服用を行っても相互作用を起こしにくいので、2種類以上の薬品を使用して症状を改善する「多剤併用治療」に適している薬品でも有ります。
(※通常、他の抗てんかん薬を服用して効果が現れなかった場合に使用する医薬品です。)
特に「難治性てんかん」の症状に対して高い治療効果が有ります。
(※「難治性てんかん」〜毎月必ず1度以上症状が発生するてんかん。)
服用方法
※症状や体質により適量(服用量)が異なります。
(事前に医師と相談をした上で、適量・服用間隔を守って服用するようにしてください。)
・服用開始日と2日目は1回1錠を、3回水又はぬるま湯と共に服用してください。
(症状の度合いにより、1日に最大で4錠まで服用する事が出来ます。)
3日目からは、増量して4錠を3回に分けて服用してください。
(症状の度合いにより、1日最大で6錠まで服用する事が出来ます。)
・途中でやめずに最後まで続けて服用を行うようにしてください。
急に服用をやめると副作用が出たり、重い発作を起こす危険性が有ります。
・また、服用をやめる場合は、医師と相談をした上で徐々に量を減らすようにしてください。
注意点と禁止事項
〜以下の点に注意して服用を行わないと「副作用」や重大な疾患を起こす恐れが有ります。
・適量(決められた量)のみを服用する
(適量以上に服用しても効果が現れる訳では有りませんし、場合によっては重大な副作用を起こす恐れが有ります。)
・現在他に服用している薬品が有る方は、医師に相談をしてから服用をするようにしてください。
また、治療を受けている方も同様です。
・使用により、副作用と見られる症状が現れた場合は直ぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
・「腎機能障害の有る方」や「血液透析を受けている方」は医師と相談をした上で、注意して服用を行うようにしてください。
服用禁止例
〜以下の条件に該当する方は服用出来ません。
・妊婦、及び妊娠している可能性の有る方(また、授乳中の方)
・過去にガバピンを服用して、不調を感じられた方
副作用
〜以下のような副作用が現れる事が有ります。
・頭痛
・めまい、ふらつき
・視覚異常
・食欲不振、及び亢進
・吐き気
・嘔吐
・便秘、及び下痢
・発疹
・湿疹
・悪心
・体重の増加
・倦怠感
・眠気