ロパーク特徴
パーキンソン病に効くお薬!ロパークは、パーキンソン病治療薬であるレキップのジェネリック医薬品です。パーキンソン病患者さんの脳内で不足しているドーパミンを補う薬で、ふるえ、こわばりなどの症状をやわらげ、身体の動きをスムーズにします。
ロパーク商品詳細
ロパーク(ROPARK)は、サン・ファーマ社(インド)が販売するパーキンソン病治療薬の後発医薬品です。パーキンソン病とは現在10万人に100人〜150人程、60歳以上では100人に約1人が発症している病気で、主な症状として、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢の障害などがあります。
ロパークは、有効成分であるロピニロール塩酸塩が低下したドーパミン受容体に作用して、脳内のドーパミン濃度を高めることで運動能力の低下を改善します。
また、脚がむずむずして不眠症の原因にもなる「レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)」の治療薬としても用いられます。
パーキンソン病やレストレスレッグス脚症候群は、どちらもドーパミンが不足することで起きると考えられていて、ロパークを服用することで症状の改善が期待できます。
ロパーク使用方法
ロパークは、治療開始時は1日3回(1回0.25mg)の服用を1週間続け、徐々に服用量を増やしていきます。詳しい服用量は以下の通りです。
- 第1週:1日3回(1回0.25mg)
- 第2週:1日3回(1回0.5mg)
- 第3週:1日3回(1回0.75mg)
- 第4週:1日3回(1回1mg)
ロパーク効果・副作用
ロパークは、パーキンソン病の治療、または、レストレスレッグス症候群の治療に効果があります。副作用は、突発的睡眠(前兆もなく突然眠る)、幻覚(実際に無い物が見えたり聞こえたりする)、悪性症候群(38℃以上の発熱、意識がうすれる、判断力が低下する)などが報告されています。
注意点
ロパークは、前兆のない急な眠りが現れることがありますので、自動車の運転、機械の操作、高所での作業など危険を伴う作業は行わないようにしてください。また、めまい、立ちくらみなどがみられることがあります。
このような症状が現れたら医師に相談してください。
併用禁忌
ロパークは、ドーパミン拮抗剤(抗精神病薬、メトクロプラミド等)と併用すると、薬の作用が弱くなることがあります。また、CYP1A2阻害作用を有する薬(シプロフロキサシン、エノキサシン等)と併用すると、副作用が強くなる可能性があるため、必要に応じて薬の量を調整してください。
保管方法
ロパークは、直射日光やライトを避け、あまり湿気の無い場所で保管し、子供やペットの届かない場所で管理してください。他の人が飲むと害になる場合があるので、薬が残ってしまった場合は保管せずに破棄してください。
廃棄については、薬局や医療機関に相談してください。