マルチビタミン
複数のビタミンを配合し、一つの錠剤にまとめたものがマルチビタミンです。
マルチビタミンは製造会社によって配合されている成分に多少違いがあります。
配合されているものはビタミンB1、葉酸、カルシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、マグネシウム、ナイアシン、ビタミンC、亜鉛、パントテン酸、ビタミンA 、銅 、ビタミンB6、ビタミンD、ビオチン、ビタミンE、ビタミンB12のいずれかになります。
栄養機能食品はビタミン12種、ミネラル5種の計17種類に指定されていますのでこれ以外が配合されているケースはないでしょう。
扱いとしては健康補助食品に該当するため、薬のように副作用があるというわけではありません。
しかし、1日に摂取できる量が決まっていますから、極端に摂取しすぎてしまうと、胃痛や下痢などを症状を招いてしまう可能性がありますので、健康に良いものだからといって過剰摂取は行わないようにしましょう。
また、基本的には食事で摂取できなかった成分を補給するという考え方を軸にする必要があり、マルチビタミンに頼った生活を行わないこと。
マルチビタミンだけで1日に必要な摂取量を満たす使用方法は、食事とのバランスでかえってビタミンの過剰摂取により体調が悪化してしまうリスクもあります。
マルチビタミンで1日の半分、または3分の1程度の栄養素を摂取するのが望ましい。
マルチビタミンの最大の魅力は手軽に多くのビタミンを1回で簡単に摂取できるということです。
骨や筋肉を作るのに欠かせないカルシウム、血液をサラサラにする効果が期待できる鉄分やビタミンBなど1日の中で不足がちになる成分を簡単に補給できるというメリットがあります。
男女どちらでも摂取できるもので特に女性の方は肌のハリやシミの防止に効果が期待できるビタミンBやビタミンC、葉酸などの成分を摂取することができます。
用法・用量
製品によって服用量が異なるので要注意。
大抵は1日3粒〜6粒摂取するものが多い。
効果・効能
疲労の回復、脂質の分解助長、腰痛・肩こりの緩和、貧血予防、肌を健康に保つ、皮膚炎の抑制、血液をサラサラにする、赤血球の形成助長、皮膚や粘膜の健康維持、たんぱく質・核酸の代謝
注意
直射日光が当たる場所や、高温多湿の場所だと品質劣化の可能性があるので、常温で日が当たらない場所に保管すること。
副作用
特になし。
*ただし、下記に該当する場合は摂取に注意する必要あり。
・食物アレルギーのある方
・薬を服用中の方
・通院中の方
・妊婦の方
・妊娠の可能性がある方
・持病がある方
該当する方は医師と相談の上、お召し上がりください。
それ以外でも体質に合わないと感じた場合は使用を控えてください。