アロマシン
ファイザー社より登場の「アロマシン」はエキセメスタンが主成分のホルモン剤となっております。
第三世代のアロマターゼを阻害するお薬として現在、注目を集めています。
主に閉経後に発症しやすい「乳がん」の治療や再発防止に用いられますが、個人輸入で購入・使用する場合は事前に医師に相談してください。
乳がんにはエストロゲン依存性のものがあり、エストロゲンの濃度が高いと発症するリスクが高まったり、増殖スピードが早まる可能性があります。
閉経後はアンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンの一種からエストロゲンが作られるのですが、その際に必要不可欠となるのが「アロマターゼ」なのです。
アロマシンの作用によってアロマターゼの働きを阻害、抑制することによって閉経後の乳がんに大きな効果を与えることが可能となっています。
知っておきたい乳がんの症状
女性に生まれたからには多かれ少なかれ「乳がん発症のリスク」を背負っているわけですが、実際に乳がんになってもその症状を把握できていなければ発見が遅れてしまう可能性があります。
どのような病気でも早期発見することが大事ですので、しっかりと乳がんについて知っておくようにしましょう。
乳がんの主な症状は「乳房のしこり」です。
乳がんの大きさが1cm前後になるとシコリとしてあらわれ、よく触ると自分でも分かるようになります。
ですが、乳房のしこり全てが乳がんという訳では無いので触るだけでは乳がんと判断することは難しいです。
病院での診察やMRIなどの画像診断で初めて発見されることも多いです。
乳がんは特に40歳以上の女性に発生しやすく、早期では自覚症状がほとんどないのが特徴です。
【使用方法】
通常は1日1回アロマシンを1錠、食後に服用します。
飲み忘れた場合は食後でなくとも気付いた時にすぐに飲むようにしてください。
服用間隔はある程度あけなければいけませんので、飲み忘れに気付いた時間が次の服用時間と近い場合は服用せず、次の服用時間まで待ってください。
【注意点】
服用する量はしっかりと守ってください。
間違っても1回に2錠以上飲まないようにしましょう。
医師の指示があるまで絶対に服用は中止しないでください。
めまいや眠気の副作用があるため、飲んだ後は長時間の運転などは避けましょう。
【副作用】
吐き気や高血圧、ほてり、倦怠感といった症状があらわれる場合があります。
食欲不振や皮膚が黄色くなるといった症状が出た場合は肝炎や黄疸の疑いがあるため、すぐに病院を受診するようにしてください。