アルファガン点眼液
「アルファガン点眼液」は高眼圧症や緑内障の治療に用いる目薬となっています。
主成分として「酒石酸ブリモニジン」を0,15%配合しており、眼圧を下げる効果が期待できます。
個人輸入することが可能ですが、不安な方は事前に医師や薬剤師の方に相談するようにしましょう。
失明する恐れもある緑内障
眼圧によって慢性的に視神経が圧迫されてしまうと視野が狭くなり、視神経に大きなダメージを与えてしまいます。
このような目の病気を「緑内障」と言い、重症化すると失明する恐れがあります。白内障と並ぶほど知名度が高く、名前だけでも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
どんな年代でも発症するリスクはありますが、特に40歳以上だとおよそ20人に1人は「緑内障」であると言われています。
主な原因は先ほども説明した通り「眼圧」となっていますが、同じ眼圧でも緑内障になる方とそうでない方がいます。
なので眼圧に対する「視神経の強さ」も関係していると言えます。緑内障にはいくつかの種類があり、突然原因不明に発症する「原発緑内障」がその多くを占めます。
他の目の病気と合併して発症する「続発緑内障」や生まれた時に発症する「先天緑内障」もあるので覚えておくと良いでしょう。
緑内障は失明の恐れもあるため早期発見と治療が大事ですが、自覚症状が少ない為かなり進行してから気付く方もいます。
少しでも目や視野に違和感を感じたら病院を受診するようにしましょう。
【使用方法】
通常は1日2回、1回につき1滴を点眼するようにしてください。
点眼した後はすぐにまばたきせず、ゆっくりと目を閉じます。
目を閉じた状態を3分前後続けてください。
医師の指示次第では1滴以上点眼する場合もあります。
【注意点】
点眼回数は医師の指示に従ってください。
独断で何滴も点眼すると副作用が強く出る可能性があります。
薬液が汚れてしまうのを防ぐため、アルファガン点眼薬の容器先端を直接目につけないよう注意しましょう。
体質によっては皮膚がかぶれてしまう危険性がありますので薬液が目からあふれた場合はすぐにふき取るようにしてください。
他の点眼薬を使用している方は医師に相談してから点眼してください。
【副作用】
結膜炎、角膜炎、充血、目のかゆみ、めまいや低血圧などの症状があらわれる場合があります。
重い副作用はありませんが、気になる場合は病院を受診するようにしてください。
有効成分は微量でも体内に吸収されるので点眼量は必ず守るようにしましょう。