スタレボ・ジェネリック12.5
スタレボ・ジェネリックとは、カルビドパ・レボドパ・エンタカポンを主成分としたパーキンソン病の治療に用いられる医薬品で、パーキンソン病により不足しているドーパミンを補充する作用のあるレボドパと末梢神経での代謝阻害作用のあるカルビドパとエンタカポンを配合していることにより、今までのパーキンソン病治療薬よりも高い効果を得ることができるようになりました。
症状が進むにつれて、次の服用時間までレボドパの効き目が持たなくなる「wearing off現象」という現象がありますが、スタレボ・ジェネリックはエンタカポンを配合することによりwearing off現象を改善することが可能となっています。
パーキンソン病とは、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが不足することによって発症する神経変性疾患の一つで、原因はまだ解明されていません。
40歳代以降に発症することが多く、症状はゆっくりと進行していきます。
日本でのパーキンソン病患者は約10万人いるといわれており、珍しい病気ではありません。
主な症状として、手足の震え・動作が緩慢になる・歩行する時の歩幅が狭くなる・表情が乏しくなるなどがあります。症状が進行するにつれて、今までできたことができなくなるなど日常生活に支障をきたすようになります。
発症してしまうと完治することはほとんどないと言われており、徐々に症状が進行して体の動きも鈍くなってきます。
しかし、適切な治療を行うことで症状の進行を抑えることは可能です。
薬の服用に加えて体の動きをよくするためのリハビリも治療方法に加えると、より効果的であるといわれています。
散歩やストレッチなども毎日の生活に取り入れると体の動きがよくなります。
できる限りの時間を元気に過ごせるように適切な治療を行っていきましょう。
スタレボ・ジェネリックは、ドーパミンを補充する作用のあるパーキンソン病に対する効果が非常に高い医薬品です。
使用上の注意
妊娠中または妊娠の可能性のある方や授乳中の方は服用できません。
アレルギー体質の方は、服用前に医師にご相談ください。
治療中の病気をお持ちの方は、主治医にご相談ください。
服用中は、車の運転や危険な作業をする場合は十分にご注意ください。めまいや眠気により事故に繋がる恐れがあります。
服用中に体の異変を感じたら服用を中止し、すぐに医師の診察を受けてください。
副作用
下痢・便秘・腹痛・吐き気・めまい・倦怠感・発汗・ジスキネジー・口の渇きなど