ロスバスタチン(クレストール・ジェネリック)10mg 10錠
ロスバスタチンは、ロスバスタチン カルシウムを主成分とするクレストールのジェネリック医薬品で、血液中のコレステロールを減らす効果があるので、高脂血症、脂質異常症などの治療に使われています。
高脂血症、脂質異常症などの病気は、血液中に脂質が増えすぎ、血管を詰まらせる為、血液の循環が悪くなり、血液の循環が悪くなることで、さらに血管の状態を悪くなるという病気で、動脈硬化、脳梗塞、脳出血、糖尿病などあらゆる成人病の引き金となる怖い病気です。
高脂血症には、栄養バランスの悪い食生活や、不規則な生活習慣、運動不足、過食、過度なアルコール摂取などが原因で発症する場合と、遺伝的な問題で発症する場合とがありますが、ロスバスタチンは、そのどちらの原因によって発症した場合でも、治療の効果を発揮します。
用法・用量
・1日1回1/4錠(2.5mg)を服用します。
・症状により、早めにLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には、医師に指示によって1回1/2錠(5mg)を服用します。
・服用開始から4週感が経過しても十分な効果が得られない場合は、医師に指示により2錠(20mg)まで増量します。
・症状、年齢によって、用法、用量、継続期間が変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
・肝臓、腎臓の機能に問題のある場合、副作用が出やすくなる恐れ、肝機能、腎機能をさらに悪くする恐れがありますので、医師に指示に厳重に従い服用する必要があります。
・重い肝臓病を患っている場合は、肝臓の病状を悪化させ、危険ですので、服用しないでください。
・サンディミュン、ネオーラルなどのシクロスポリンが配合されている抗生物質を服用している場合は、ロスバスタチンを服用できません。
・アルコールを摂取すると、横紋筋融解症という筋肉の副作用がおこりやすくなるので、注意してください。
・妊娠中、授乳中の場合は、胎児、乳児に悪影響が出る恐れがあるので服用できません。
※高脂血症は、食生活や生活習慣を見直すことで改善することができる病気です。薬だけに頼らず、食生活や生活習慣の見直しをすることも考えましょう。
副作用
肝機能値の上昇、吐き気、腹痛、頭痛、めまい、筋肉痛、発疹、かゆみ
まれに起こる重い副作用
横紋筋融解症、ミオパチー、血小板減少症、過敏症、間質性肺炎、肝臓病の悪化
※手足のしびれ、けいれん、筋肉の異常、尿の色が赤褐色や茶褐色に変化、空咳、息切れ、動悸などの症状が現れた場合、重い副作用の前触れである恐れがありますので、すぐに医師の診察を受けてください。