


コンビガンの薬効・注意点
コンビガンとは
コンビガンはインドの製薬会社、ピラマルヘルスケアから販売されている「緑内障・高眼圧症」の治療薬です。
点眼薬で、内容量は1箱辺り5mlです。
使用効果・効能
コンビガンは、「ブリモニジン」と「マレイン酸チモロール」の2種の成分を主成分・有効成分とした「緑内障」及び「高眼圧症」の治療薬です。
「緑内障」及び「高眼圧症」は、目の中の「房水」が過度に充満して「眼圧」が上がり、視神経を圧迫する事により発生する症状です。
(※「房水」は目の内部に流れている水分で、栄養分の供給をする役割が有ります。)
有効成分のブリモニジン・マレイン酸チモロールには、それぞれ房水の産生を「減少・抑制」する作用が有り、これにより房水の「産生量」を減らして「循環量」を通常の値に戻す事が出来ます。
目の内部の働きを通常通りに戻して(眼圧を下げて)、緑内障及び高眼圧症の症状を治療するのがコンビガンです。
服用方法
※症状や体質により適量(服用量)が異なります。
(事前に医師と相談をした上で、適量・服用間隔を守って使用するようにしてください。)
・1回1滴で、1日に2回点眼します。
・他の点眼薬を使用している方は、5~10分以上間隔を空けて本薬品(コンビガン)を使用するようにしてください。
※よく振って中の液を均一にしてから使用してください。
また、「コンタクトレンズ」を付けている方は、点眼前に外して使用するようにしてください。
注意点と禁止事項
~以下の点に注意して服用を行わないと「副作用」や重大な疾患を起こす恐れが有ります。
・適量(決められた量)のみを服用する
(適量以上に服用しても効果が現れる訳では有りませんし、場合によっては重大な副作用を起こす恐れが有ります。)
・現在他に服用している薬品が有る方は、医師に相談をしてから服用をするようにしてください。また、治療を受けている方も同様です。
・使用により、副作用と見られる症状が現れた場合は直ぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
・以下の症状の有る方は、医師と相談をした上で注意して服用を行うようにしてください。
・閉塞隅角緑内障
・肺高血圧による「右心不全・うっ血性心不全」
・糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス
・糖尿病
・肝臓疾患、腎臓疾患、不整脈
また、現状目に「感染症・疾患・損傷」が有る方や、「手術を受けた」方も同様です。
・以下の薬品を服用している方は、医師と相談をした上で注意して服用を行うようにしてください。
・高血圧薬
・「三環系抗うつ薬」及び「うつ病・躁うつ病薬」
・抗ヒスタミン薬
・「鎮静剤・鎮痛剤」及び「麻酔」
・交感神経作用薬
・アドレナリンジピベフリン塩酸塩
・カテコールアミン枯渇剤
・全身投与の「B遮断剤」
・カルシウム拮抗剤
・ジギタリス製剤
・「CYP2D6」阻害作用の有る薬品
服用禁止例
~以下の条件に該当する方は服用出来ません。
・以下の症状の有る方
・気管支喘息、気管支痙攣
・重度の「慢性閉塞性肺疾患」
・重度の心不全
・洞性徐脈
・房室ブロック
・心原生ショック
・「モノアミン酸化酵素抗うつ薬」を服用している方
・妊婦、及び妊娠している可能性の有る方(また、授乳中の方)
・過去にコンビガンを服用して、不調を感じられた方
副作用
~以下のような副作用が現れる事が有ります。
・点眼後の目の「かすみ・かゆみ・乾燥・充血・痛み」
・まぶたの腫れ
・結膜炎
・頭痛
・めまい
・「鼻・口・喉」の渇き
・味覚異常
・疲労感
・倦怠感
・眠気
コンビガン (sanko00180)
