アバナ(アヴァナ)
アバナ(アヴァナ)は、アヴァナフィルを有効成分とするEDの治療に使われるジェネリック医薬品です。
ED治療薬の代表的な医薬品バイアグラにはクエン酸シルデナフィル、シアリスには、タダラフィル、レビトラには塩酸バルデナフィル水和物が主要成分として配合されていますが、アバナ(アヴァナ)の先発薬のステンドラには、アヴァナフィルが配合されています。
アヴァナフィルも、他の3薬と同じように、ホスホジエステラーゼタイプ5を阻害することで勃起不全を改善するものですが、他の3薬との違いは、即効性があるということと、食事の影響を受けにくいということです。
食事の影響を受けにくいとは言っても、カロリーの高い食事を摂ると、効果が減少するとともに、副作用がおこるリスクも高まります。
空腹時に服用すること、アルコールを摂取しないことで、効果をあげることができます。
EDは、高血圧や脂質異常、動脈硬化など、血液の循環に関係した様々な生活習慣病が原因で発症する器質性ED、ストレスなどの精神的なことが原因となって発症する心因性ED、身体と心の両方が原因となって発症する混合型ED、薬剤によって発症する薬剤性EDがありますが、いずれの原因であっても、早く治療を始めることが大切です。
アバナ(アヴァナ)の有効成分であるアヴァナフィルは、そのタイプのED治療にも効果を発揮します。
用法・用量
1日1回 100mg を性行為の30分前に服用します。
服用間隔は24時間以上あけてください。
使用上の注意
脂質や糖分の多く含まれた食事やアルコールを摂取すると効果が減少したり、副作用がおこりやすくなったりします。
アヴァナフィルに対してアレルギーがある場合は、アバナ(アヴァナ)を服用できません。
狭心症の治療の為、硝酸剤を服用している人は、飲み合わせの相性が悪く、健康被害が出る恐れがある為、アバナ(アヴァナ)を服用できません。
重度の肝機能障害、最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満の低血圧、安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上の管理されていない高血圧、心血管系障害のある人はアバナ(アヴァナ)を服用できません。
過去半年以内に脳梗塞および脳出血を起こしたことがある場合は、アバナ(アヴァナ)を服用できません。
服用後、めまいや集中力の低下がおこる恐れがありますので、車の運転は控えてください。
副作用
頭痛、ほてり、鼻づまり、めまい、血圧の変動、動悸、視覚異常、彩視症、光視症