アプカリスSX
アプカリスSXは、タダラフィルを有効成分とするED治療薬シアリスのジェネリック医薬品です。
タダラフィルは、副作用の少ないED治療薬の有効成分で、ED治療薬の中では、シリアスとアプカリスだけに配合されています。
そして、タダラフィルは、肺動脈性肺高血圧症、前立腺肥大症の治療薬にも使われている成分です。
ED治療の場合には、タダラフィルは、ホスホジエステラーゼ タイプ5を阻害して、勃起不全を改善する効果があり、その原因が心因性のタイプであっても、器質性のタイプであっても、その両方のタイプであっても、効果を発揮します。
心因性のタイプとは、精神的なストレスから、神経系統に圧迫がかかっている為にEDが発症するというタイプです。
器質性のタイプとは、高脂血症、高血圧、糖尿病などのいわゆる成人病の影響で、血管に問題がおこり、動脈硬化となる為、血流の流れが順調におこなわれなくなる為にEDが発症するというタイプです。
そして、最も多いタイプが、心因性と器質性の両方を原因とする混合タイプです。
その他に、解熱、消炎鎮痛剤や、向精神薬などの中枢神経の治療に使われる薬や、麻酔薬などの末梢神経の治療に使われる薬、不整脈治療薬、降圧剤などの循環器系の治療に使われる薬などの影響によってEDが発症するタイプがあります。
このようなあらゆるタイプのEDに対して、国内外で行われている臨床試験では、70パーセントから90パーセントの人に効果が現れたという結果が出ています。
シルデナフィルクエン酸塩を有効成分としているED治療薬で有名なバイアグラは、薬が作用している時間が5時間程度であること、食事を摂ると効果が著しく減少することといったデメリットがありますが、アプカリスSXは、薬が作用している時間が10mg服用した場合は20〜24時間、20mg服用した場合は30〜36時間時間と長く、食事による影響も受けにくい為、使い勝手の良い医薬品であるといえます。
用法・用量
1日1回10mgを性行為の約1〜3時間前に経口服用する。
効果が出ない場合は、医師の指示に従い、20mgまで増量することができます。
服用間隔は24以上時間です。
腎障害がある場合には、5mgから服用を開始し10mgまでが上限とします。
服用間隔は48以上時間です。
年齢、症状により、用法・用量は変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
ニトログリセリン、硝酸イソソルビドなどを成分とした狭心症の治療に使われる医薬品を服用している人は、急激に血圧が降下する為、服用することができません。
服用後、視力障碍やめまいがおこる恐れがありますので、車の運転や危険を伴う作業は控えてください。