シプロ(シフロキシン・ジェネリック)
シプロ(シフロキシン・ジェネリック)は、シプロフロキサシンを主成分としたニューキノロン系抗菌剤であり、淋病・中耳炎・前立腺炎・尿道炎など様々な感染症の治療の用いられるジェネリック医薬品です。特に淋病に対して高い効果を発揮します。
副作用やアレルギー反応が比較的少ない医薬品のため、セフェム系やペニシリン系の抗生剤に対するアレルギーをお持ちの方にも用いられることがあります。
感染症とは、体内に侵入したウィルスや細菌が増殖し発熱や下痢など様々な症状を引き起こすことをいいます。インフルエンザやエイズ、A型肝炎や狂犬病などが感染症として挙げられます。感染症の一つである淋病は、性行為感染症(STD)・性病として認定されている淋菌による感染です。
潜伏期間は数時間から数日で発症し、咽頭炎や性器であれば男性は尿道炎、女性は子宮頚管炎を引き起こします。
男性の尿道炎の場合は排尿時や勃起時に激しい痛みを伴い、尿道から膿がでることもあります。
女性の場合は自覚症状がないことが多く気付かずに放置していると不妊症や子宮外妊娠の原因となってしまいます。
淋病は再感染を繰り返すこともありますので、適切な治療を行い完治させることが重要です。
また、母体が淋菌に感染していると新生児も感染することがあります。新生児の場合は両目に感染することが多く失明する可能性が高いため、早期の治療が必要となります。
淋病などの感染症に有効な治療薬として用いられるシプロ(シフロキシン・ジェネリック)を服用することにより完治することが可能です。
症状がなくなったとしても感染源となる菌が体内に残っていることもありますので、自己判断で服用を中止しないようにしましょう。
途中で服用を中止した場合は、再感染を引き起こしたり症状が悪化する可能性もありますので、医師の指示に従い服用を続けるようにしましょう。
用法・用量
100〜200mgを1日2〜3回に分けて服用してください。(成人の場合)
※感染症の種類によって服用量が異なりますので、服用する際は医師の指示に従ってください。
使用上の注意
妊娠中または妊娠の可能性のある方や授乳中の方は、服用できません。
治療中の疾患をお持ちの方は、主治医にご相談ください。
牛乳などカルシウムを含む飲料で服用すると、薬の吸収率が低下します。必ず、水で服用してください。
副作用
腹痛・下痢・発疹・蕁麻疹・めまい・頭痛など