エコスピリン (アスピリン・ジェネリック) 75mgの薬効・注意点
エコスピリンとは
エコスピリンはインドの製薬会社、USVから販売されている「鎮痛・解熱剤」です。
錠剤タイプの飲み薬で、内容量は1箱辺り14錠です。
使用効果・効能
「アセチルサリチル酸」を主成分・有効成分とした「鎮痛・解熱剤」です。
エコスピリンは、体内で「PG(プロスタグランジン)」が生成されるのを抑制し、同時に「COX(シクロオキシゲナーゼ)」を阻害し、不要な「生理活性」を起こさせない事で痛みを緩和する薬品です。
●PG(プロスタグランジン)〜体内で炎症や発熱を引き起こす原因となる成分。
●COX (シクロオキシゲナーゼ)〜体内の生理活性に関わる酵素成分。
●生理活性〜化学物質が体内に入った際に、生理機能の調節に影響する働き(作用)。
有効成分アセチルサリチル酸は、PG とCOX を押さえる作用の有る成分です。
・以下の症状に対して効果が有ります。
・頭痛、片頭痛
・歯痛
・関節痛、関節炎(関節リウマチ・リウマチ熱・強直性脊椎炎)
・神経痛
・筋肉痛
・打撲痛
・腰痛
・捻挫
・風邪
・生理、月経痛
・痛風
・腎結石
・尿路結石
また、「小規模・中規模の手術後」や「抗血小板薬」・「脳梗塞・心筋梗塞の治療・予防薬」としても使用されています。
服用方法
※症状や年齢・体質により適量(服用量)が異なります。
(事前に医師と相談をした上で、適量・服用間隔を守って使用するようにしてください。)
・1回0.5〜1.5gで、1日に2回食後に水又はぬるま湯と共に服用してください。
(服用の際は、出来るだけ水分を多くとってください。)
維持量として、1日に1〜4.5gを服用するようにしてください。
注意点と禁止事項
〜以下の点に注意して服用を行わないと「副作用」や重大な疾患を起こす恐れが有ります。
・適量(決められた量)のみを服用する
(適量以上に服用しても効果が現れる訳では有りませんし、場合によっては重大な副作用を起こす恐れが有ります。)
・現在他に服用している薬品が有る方は、医師に相談をしてから服用をするようにしてください。また、治療を受けている方も同様です。
・使用により、副作用と見られる症状が現れた場合は直ぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
・「発疹・喘息・アレルギー症状」の有る方は、医師と相談をした上で注意して服用を行うようにしてください。
また、長期間服用する場合や「リウマチ・川崎病」の治療として服用する場合は定期的に医師の診察を受けるようにしてください。
服用禁止例
〜以下の条件に該当する方は服用出来ません。
・重度の血液異常の有る方
・重度の「心機能不全・腎臓障害・肝臓障害」の方
・消化性潰瘍の有る方
・出血傾向の有る方
・「鎮痛薬・解熱薬」で喘息を起こした事の有る方、また「アスピリン喘息」を起こした事の有る方
(※アスピリン喘息〜非ステロイド性消炎鎮痛剤などの使用が原因で起こる喘息発作。)
・出産予定日12週以内の妊婦
・過去にエコスピリンを服用して、不調を感じられた方
副作用
〜以下のような副作用が現れる事が有ります。
・頭痛
・ふらつき
・味覚異常
・吐き気
・嘔吐
・消化不良
・便秘、又は下痢
・胃痛
・胃もたれ
・高血圧
・発疹
・蕁麻疹
・疲労感
・眠気