


エス シタデップ(レクサプロ・ジェネリック)10mg
エス シタデップ(レクサプロ・ジェネリック)10mgは、エスシタロプラム シュウ酸塩を有効成分とする第3世代の抗うつ剤で、うつ病の治療に使われています。
有効成分であるエスシタロプラム シュウ酸塩は、選択的セロトニン取り込み阻害薬(SSRI)に分類される抗うつ剤で、デプロメール、ルボックスなどに配合されているフルボキサミンマレイン酸塩、パキシルに配合されているパロキセチン塩酸塩水和物、ジェイゾロフトに配合されている塩酸セルトラリンに次ぐ選択的セロトニン取り込み阻害薬(SSRI)の4番目の成分で、選択的にセロトニン(5-HT)の再取り込み阻害し、セロトニンの濃度を上げ、その効果を持続させます。
セロトニンの濃度が上がることによって、憂鬱な気分、悲観的な気分、集中力低下、不眠などの症状が改善され、意欲的な気分になれるような効果が期待できるため、摂食障害、過食嘔吐、月経前不快気分障害、強迫性障害、社会不安障害、パニック障害、外傷後ストレス障害などの治療にも応用して使われることがあります。
他の選択的セロトニン取り込み阻害薬(SSRI)は、セロトニン以外にも、ノルアドレナリンやドパミンの再取り込みも阻害しますが、エスシタロプラム シュウ酸塩は、セロトニンの再取り込みだけを阻害する為、ノルアドレナリンの再取り込み阻害によって引き起こされる低血圧、頻脈、振戦、睡眠障害、ドパミンの再取り込み阻害によって引き起こされる鎮静、悪心、低血圧などの副作用がおこる確率が少ないことが特徴です。
用法・用量
・1日1回1錠(10mg)を夕食後に服用します。
・1日の服用限度量として20mgまで増量することができますが、増量する場合は、1週間以上の間隔をあける必要があります。
・用法、用量は年齢、症状、他に患っている病気の種類によって変わりますので、医師の指示を守って服用してください。
使用上の注意
・モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、ピモジドを服用している人は、この薬を服用することはできません。
・脳に器質的な障害がある人、統合失調症の可能性がある人は、医師の指示に従い慎重に服用する必要があります。
・突然脈が乱れ、立ち眩みや意識障害の発作が起こる遺伝性の病気家族性突然死症候群(QT延長症候群)の人は、この薬を服用することはできません。
・脳に器質的な障害がある人、統合失調症の可能性がある人、自殺願望がある人は、医師の指示に従い慎重に服用する必要があります。
・不整脈、心臓病、肝臓病、てんかん、躁うつ病、躁病の既往歴のある人は、病状が悪化する恐れがあります。
・躁うつ病の人がこの薬を服用すると、逆効果になることがありますので、医師の指示に従って服用してください。
・24歳以下の人がこの薬を服用すると自殺願望が強まるという報告がありますので、医師と十分に相談したうえで、医師の指示に従って服用してください。
エス シタデップ10mg (sanko00099)
