


デュゼラ(シンバルタ・ジェネリック)30mg
デュゼラはシンバルタのジェネリック医薬品です。
シンバルとはセロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害剤として使用される抗鬱薬です。
気持ちを楽にしたり、不安要素を取り除くといった効果があります。
成分のメカニズムとしては、脳内にある神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンを正常化し、気持ちを安定化させる効果があります。うつ病に悩んでいる方はシナプスのセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足しがちになっているため、それをデュゼラが補ってくれます。
抗うつ剤の場合、セロトニンだけしか効果がないものや、ノルアドレナリンにしか効果がないものがありますが、デュゼラはどちらにも作用がある薬です。
セロトニンは脳の不安要素やマイナス思考、緊張などを抑制する働きがあります。
一方、ノルアドレナリンは意欲の向上、やる気、活力をアップさせる効果があります。
セロトニンは「マイナス要素抑制効果」、ノルアドレナリンは「プラス要素助長効果」と考えるとわかりやすいでしょう。
脳内神経伝達物質には放出するものと吸収するものがあり、放出されたものがうまく吸収できないケースがあります。
吸収できない物質は繰り返し放出される状況になり、脳神経伝達バランスを崩してしまう可能性があります。
そういった状況を防ぐ効果が再読み込み阻害剤にはあるといえるでしょう。
また、うつ病の治療薬としてだけでなく、糖尿病性末梢神経障害にも効果があり、使用されています。
先発医薬品のシンバルタを使用して神経障害が改善されたという方が平均で46%いるといわれています。
この数字が高いか低いかは難しいところですが、精神的な病気に対する内服薬として、2人に1人が効果があるということは比較的効能が高い部類の薬といえるでしょう。
用法・用量
成人の鬱病の場合:1日40~60mgを服用する。
糖尿病性末梢神経障害の場合は、1日1回60mg服用する。
ただし、症状には個人差があるため、医師の指示の元、服用量を決めるのが良い。
また服用する際、副作用として精神的作用が懸念されるため、保護者や家族の観察の元、服用すること。
効果・効能
全般性不安障害
SNRI抗鬱剤
セレトニンとノルエピネフリン再取込抑制剤
大鬱病(MDD)治療
糖尿病性末梢神経障害治療
副作用
眠気、口渇、頭痛、便秘、食欲不振、発疹、下痢、めまい、腹部痛、不眠、倦怠感、など
下記のような症状が稀に起こるケースがあります。
体重増加、けいれん、意識障害、、自殺念慮、多重人格、嘔吐、皮膚や白目が黄色くなる、肝機能障害、肝炎、黄疸高熱、水ぶくれ、粘膜のただれ、皮膚炎、呼吸困難、じんましんなど。
このような症状が出たら服用を辞め、医師の指示の元、適切な処置を受ける。
デュゼラ30mg (DUZEL30X50)
