


アリピゾル20mg 10錠
アリピゾルは、アリピプラゾールを有効成分とする非定型抗精神病薬で、エビリファイのジェネリック医薬品で、アリピゾル20mgには、有効成分のアリピプラゾールが20mg配合されています。
アリピプラゾールは、神経伝達物質であるドーパミンの量を調整することで、精神状態を改善する働きをする為、統合失調症、双極性障害の治療に役立ちます。
そして、従来の抗精神病薬の問題点であった服用による副作用が比較的少ないという特徴があります。
また、抗うつ薬だけでは、治療の効果が上がらなかったうつ病の治療にも、抗うつ薬と併用することで、治療の効果を発揮します。
気分の落ち込みややる気の無さ、自閉などの陰性症状に対しては、ドーパミンを増量させ、幻覚、妄想、興奮などの陽性症状に対しては、ドーパミンを減量させて、症状を改善します。
効能
症状幻聴、幻覚、妄想等の統合失調症の症状
不安感、緊張感の緩和
抑うつ状態、無力感などの緩和
用法・用量
統合失調症の場合の服用方法
・1日1回~2回 6~12mgを服用します。服用を開始後、2週間から必要があれば24mgまで増量し、維持用量とします。
・1日に服用できる量の上限は30mgで、できるだけ増量しないことが必要です。
・年齢、症状によって用法・用量が変わるので、医師に指示に従って服用してください。
双極性障害の場合の服用方法
・1日1回 12~24mgを服用 開始容量は24mg 症状に合わせて増減します。
・1日に服用できる量の上限は30mgで、できるだけ増量しないことが必要です。
・年齢、症状によって用法・用量が変わるので、医師に指示に従って服用してください。
うつ病・うつ状態の場合の服用方法
・1日1回 3mgを選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤などの抗うつ剤と併用して服用
・1日に服用できる量の上限は15mg
使用上の注意と副作用
・アドレナリンと併用して服用することはできません。
・安定剤、降圧薬、抗パーキンソン病薬、鎮痙薬、三環系抗うつ薬などの抗コリン作用薬、マエリスロシンなどのクロライド系抗生物質、イトリゾールなどのアゾール系抗真菌薬、フェノバールなどの抗てんかん薬と併用して服用すると、副作用が出やすくなる恐れがあります。
・併用する場合は、医師の指示に従って服用してください。
・ドーパミンを抑制したことによっておこる錐体外路症状による副作用で、落ち着きがなくなり、一所に留まっている事が出来ないアカシジア、随意運動能力が低下する為、動作が緩慢になるアキネジア、手足が震え止まらなくなる振戦の他、服用の初期の段階でおこりやすい筋肉がこわばり、自分の意思とは関係なく身体が急激な動作を行う急性ジストニア、長期継続で現れやすい口部や四肢体幹の不随意運動がおこる遅発性ジスキネジアがこる恐れがあります。
アリピゾル20mg 10錠 (ARPZL20X10)
