


ヴァルザール(ディオバン・ジェネリック)80mg 100錠
ヴァルザールは高血圧症の人を対象とした血管収縮作用を抑える治療薬です。
血圧の安定を図り、降圧効果があります。医療用医薬品として取り扱われていますので、基本的に市販されているお薬ではありません。医師の診断を受けてから服用する必要がある薬となります。
ヴァルザールに含まれている主成分はバルサルタンです。
バルサルタンといえば高血圧症の治療に使用されているディオバンと同じ成分になります。ヴァルザールはディオバンのジェネリック医薬品に該当します。
バルサルタンが体内に取り入れられることでアンジオテンシン1は変換酵素によって、アンジオテンシン2に変化します。
そしてそのアンジオテンシン2が受容体に結合して血圧に作用します。
ちょっと難しい用語が並びますが、要約すると心臓や腎臓と関わりのある血圧を降下させる働きがあると考えればわかりやすいでしょう。
日本では2000年から国内での認可が降りて処方されています。日本で処方されている商品名はディオバンとして出回っています。
ただ過去にはディオバンの臨床試験の結果が正確なものではないとして、血管障害の予防に有効ではないという指摘がされたことがあります。
しかし薬を使って降圧の効果と安全性には変わりはないという指摘もあるので、引き続き、高圧症の治療として使用する分には全く問題ないでしょう。
用法・用量
1日1回0.5~1錠(40~80mg)を服用します。
症状に応じて、1日1回2錠(160mg)まで増量できます。
*使用量については別途、医師の指示を受ける。
効果・効能
高血圧症治療薬(血管収縮の緩和、血圧上昇阻止)
副作用
めまい、頭痛、動悸、腹痛、咳嗽、悪心、倦怠感、発疹、低血圧など。
*稀に下記のような症状が起こるケースもあります。
血管浮腫、肝炎、腎不全、高カリウム血症、ショック、失神、意識消失、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、間質性肺炎、低血糖値 など。
服用を控えたほうがよい方
・血液異常または血液透析中の人
・妊娠中、授乳中の人、またその可能性がある人
・腎機能障害のある人
・肝機能障害のある人
・高カリウム血症のある人
・高齢の方
・高血圧症の方
・腎動脈狭窄症の方
・脳血管障害の方
・利尿降圧剤投与中の方
*服用後体調の異変を感じる方は使用を中止し、医師の診断を受けましょう。
併用に注意する必要があるもの
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)
・カリウム補強製剤(塩化カリウム)
ヴァルザール80mg 100錠 (sanko00092)
