


オムニトール 20mg
オムニトール20mgは主成分にアトルバスタチンカルシウムを配合した、コレステロールの抑制や糖尿病の改善効果が見込める内服薬です。
10mg、20mg、30mg、40mg、80mgなど多種多様ような用量を含んだものが処方されていますが、一般的に1日の使用は10mgまでとされています。ただし、家族性高コレステロール血症の場合は1日40mg まで使用することができます。
主成分となるアトルバスタチンカルシウムは還元酵素の阻害効果がある成分です。臨床結果でもコレステロール値が下がったという結果が出ており、信頼できる成分です。これは実際に高脂血症患者を対象に投与が行われた結果です。
アトルバスタチンカルシウムを使用した治療はスタチン系高脂血症薬として分類されています。作用が肝臓に与える影響もあるので、肝機能障害など患っている方は使用は控えた方が良いでしょう。
服用することで体内に生成されているHMG-CoA還元酵素の働きを阻害してくれる働きがあります。それによって体内のコレステロール濃度を低下させる効果があります。
ただし永続的にコレステロール値が下がるというわけではありません。
普段の食生活や運動など取り入れない生活を行っているとコレステロールが上昇してしまうことは避けられないので、生活バランスも含めて改善していく必要があります。
併用してはいけない薬や副作用の症状が多い成分としても知られていますので、自分の体調を考慮し、該当するものはないか、服用前にしっかりと調べる必要があります。
また、薬だけでなくグレープフルーツを併用することも禁止されています。
酸味を感じさせるグレープフルーツも併用で薬の作用が強くなるケースがあります。
用法・用量
1日1回10mgを服用してください。
1日1回の服用で最大20mgまでとする。
*ただし、家族性高コレステロール血症の場合は、症状によっては1日40mgまで可能です。
効果・効能
高コレステロール血症、血症家族性高コレステロール血症、脳卒中の予防、2型糖尿病、冠状動脈性心臓病改善・抑制
副作用
下痢、腹痛、頭痛、倦怠感、しびれ、浮腫、胃不快感、そう痒感、手指しびれ、不眠、胸やけ、便秘、頭痛、全身倦怠、動悸、じんましん、血小板減少、肝・腎機能の異常、尿潜血、筋肉痛、脱力感、味覚異常、頻尿、高血糖、糖尿病、横紋筋融解症、ミオパチー、ほてりなど
稀に起こる重篤な副作用
横紋筋融解症、血小板減少症、紅皮症、中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群など。
服用を控えたほうがよい方
・肝機能障害のある方
・腎機能障害のある方
・アルコール依存症のある方
・抗生物質の投与を受けている方(シクロスポリン、フィブラート系製剤、ニコチン酸製剤、アゾール系抗真菌剤など)
オムニトール 20mg (sanko00131)
