


リプバス(リピトール・ジェネリック)10mg
リプバスは、アトルバスタチン カルシウムを主成分とするリピトールのジェネリック医薬品で高脂血症などの治療に使われています。
アトルバスタチン カルシウムは、肝臓でのコレステロールの合成をおさえて、血液中のコレステロールを減少させる働きをする成分で、血中脂質を調整し、動脈硬化などの血液循環に関わる病気の改善に役立ちます。
アトルバスタチン カルシウムの薬効が心筋梗塞の予防、予後改善に役立つということが臨床試験によって確認されています。
高脂血症とは、血液中にコレステロールや中性脂肪が増えすぎてしまう病気のことです。
血液中には、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質があり、このうち、コレステロールと中性脂肪は、増えすぎると動脈硬化を起こしやすい状態になり、適切な治療をしないと、様々な生活習慣病、さらには狭心症や心筋梗塞、脳出血、脳梗塞を引き起こします。
高脂血症は自覚症状がほとんどない為、見過ごしてしまいやすい病気ですが、医師に指示に従って、適切な治療をする必要があります。
用法・用量
・高コレステロール血症: 1日1回(重症の場合は1日2錠まで増量することもあります。)
・家族性高コレステロール血症:1日1回1錠を服用します。(重症の場合は1日4錠まで増量することもあります。
・用法・用量は年齢、症状によって変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
・肝臓病がある場合は、この薬を服用したことで症状を悪化させる恐れがあるので、リプバスを服用できません。
・妊娠中の場合は、胎児に悪影響を与える恐れがあるので、リプバスを服用できません。
・肝臓病、腎臓病、甲状腺機能低下症、筋ジストロフィー、酒量の多い人、高齢の人は、医師と十分に相談のうえ、慎重に服用する必要があります。
・C型慢性肝炎の治療薬であるテラプレビルを服用している場合は、横紋筋融解症が発症する恐れがありますので、リプバスを服用できません。
・フィブラート系の抗高脂血症薬のベザフィブラート、フェノフィブラート、ニコチン酸、免疫抑制薬のシクロスポリン、アゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール、マクロライド系抗生物質のエリスロマイシン、クラリスロマイシン、抗菌薬のリファンピシン、陰イオン交換樹脂、強心薬のジゴキシンと併用して服用する徒、副作用が出やすく、危険ですので、医師の指示に従ってください。
リプバス10mg (LIPVS10X10)
