


アクトス・ジェネリック30mg
アクトス・ジェネリックは、ピオグリタゾン塩酸塩を主成分とする糖尿病用剤アクトス錠のジェネリック医薬品で、糖尿病の治療に使われています。
ピオグリタゾン塩酸塩には、肝臓、筋肉、脂肪組織などのインスリンの感受性を高める作用がある為、肝臓で作られる血液中の糖分の量を減少させ、血糖値を下げるという働きがあります。
糖尿病は、血糖値が高くなると発症する病気で、血糖を下げるホルモンであるインスリンが足りなくなる為に、通常であれば血液によって体の隅々まで届けられるブドウ糖が体内のあらゆる場所の細胞に届かなくなってしまう病気です。
そのまま血液中に糖分が増え続けると、手足のしびれなどの神経障害や、網膜症、腎臓病などの引き金にもなります。
ピオグリタゾン塩酸塩には、インスリンを増やす作用はありませんが、インスリンの感受性を高めることで、働きをよくして血糖値を下げるという効果があり、糖尿病が引き金となる合併症の予防にもなります。
用法・用量
【食事療法、運動療法をしている人、食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、ビグアナイド系薬剤を使用のいずれかを服用しているひとで、インスリン抵抗性がある為に治療の効果が得られない状況の場合の用法・用量】
→1日1回 1/2~1錠(15~30mg)を朝食前又は朝食後に服用します。1日の上限は45mgです。
【食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用している人の用法・用量】
→1日1回 1/2錠(15mg)を朝食前又は朝食後に服用します。1日の上限は30mgです。
・用法・用量は、年齢、症状によって変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
・心不全や、その既往歴のある人は、浮腫を起こし、病状を悪化させるおそれがあるので、この薬を服用することはできません。
・膀胱がん、重症ケトーシス、糖尿病性昏睡、1型糖尿病、重い肝臓病、重い腎臓病、重い感染症を患っている人、手術の前後の期間、重い外傷がある人はこの薬を服用することはできません。
・妊娠中、授乳中の人は、胎児や乳児への影響が心配されるので、この薬を服用することはできません。
・狭心症や心筋梗塞など心臓の病気、脳下垂体機能不全、副腎機能不全のある人は、厳重に医師の注意を守って服用する必要があります。
・栄養不良状態、衰弱状態、不規則な食生活、過剰なアルコール摂取というような状態にある人は、慎重に服用する必要がありますので、医師に指示を守って服用してください。
アクトス・ジェネリック30mg (sanko00044)
