


イソトロイン30mg
イソトロインはニキビの治療に有効な内服タイプの医薬品です。
配合されている成分はイソトレチノイン。
ニキビ治療で有名なアキュテインと同じ成分ということになります。つまり、イソトロインはアキュテインのジェネリック医薬品と考えればよいでしょう。
イソトレチノインには皮膚に過剰に分泌した皮脂を抑制する働きがあり、酸化するのを防ぎ、ニキビの炎症を緩和させる作用があります。だいたい使用してから2、3週間後に肌の変化を感じ取ることが出来、肌が明らかに綺麗になってくると感じられるのは3ヶ月前後と言われています。急激に変化するというよりも徐々に赤みや炎症が治まっていくというケースが多くなっています。
イソトロインは注意が必要な成分でもあり、まだ日本では厚生労働省から認可が下りていない成分です。
ただし、アメリカなど海外では取り扱われている成分のため、必ずしも危険度が高いというわけではありません。
しかし注意しなければいけない要素もあるので服用前にしっかりと理解しておきたいところです。
特に妊婦や妊娠の可能性がある方は、絶対に服用をしないように注意しましょう。
過去に胎児が先天異常で生まれたり、流産を起こしてしまったというケースが報告されています。また、過去にうつ病などの精神疾患を患っている方は、自殺やうつの症状の悪化などの副作用が伝えられているので、服用するのは控えてほうがよいでしょう。
使用するには、医師や薬剤師の適切な処置を受けた上で使用する必要があります。
用法・用量
体重1kgにつき0.5~2mgのイソトロインを1日2回に分けて食後に服用。
*15~20週間服用して効果が出ない場合使用をは控える必要があります。
効果・効能
ニキビ治療(皮脂の分泌抑制、皮膚角質除去)
副作用
肌や唇の荒れと全身の乾燥、うつ、倦怠感、吐き気、嘔吐、下痢、湿疹、頭痛、動悸、筋力低下、脱毛、体重減少、生理不順、ドライアイ、白内障、色弱、視神経炎、目のかすみ、コレステロール値の上昇、血糖値の変化、浮腫、クレアチンホスホキナーゼの上昇、黄色腫細胞、リポプロテインの減少高トリグリセリド血症など。
*稀に下記のような症状が起こるケースもあります。
胎児の奇形、流産、死産、早産、 鬱、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患など。
服用を控えたほうがよい方
・持病がある人
・アレルギーのある人
・心臓病の人
・肝臓疾患のある人
・心臓疾患のある人
・うつ病の人
・妊娠中、授乳中の人、またその可能性がある人
*胎児への重大な催奇形性があるという報告があります。
*服用後体調の異変を感じる方は使用を中止し、医師の診断を受けましょう。
イソトロイン30mg (sanko00081)
