


クリンダマイシン(ダラシン)300mg
クリンダマイシンは、クリンダマイシン リン酸エステルを有効成分とするダラシンのジェネリック医薬品で、尋常性ざ瘡の治療に使われています。
尋常性ざ瘡とは、ニキビのことで、ニキビには、多数の面皰、丘疹、膿疱、嚢腫などが生じることを慢性的に繰り返す重症型のニキビ集簇性ざ瘡、ステロイド剤の皮脂の分泌を促す作用によって発症するステロイドざ瘡がありますが、この薬は炎症を伴うニキビの治療に使われます。
有効成分であるクリンダマイシン リン酸エステルは、細菌がたんぱく質合を成することを妨げる効果のあるリンコマイシン系の抗生物質で、ニキビを発生させ、炎症を起こすアクネ菌やブドウ球菌を殺菌して、ニキビの症状を改善します。
ニキビは、ホルモンバランスの乱れによって、過剰に分泌した皮脂が酸化し、毛穴に詰まって発症するもので、さらにアクネ菌やブドウ球菌が増加して腫れたり、化膿したりするのですが、薬の働きで菌が死滅すると炎症が治まります。
≪ニキビケアについて≫
ニキビのケアは、洗顔が最も大切です。
洗顔石鹸、肌のタイプに合わせて選びましょう。
ニキビができたからと言って、乾燥肌や敏感肌の人が洗浄力の強い洗顔料を使うと、肌に負担を与えてしまい、さらにニキビが悪化してしまいます。
脂性肌の人は、適度に洗浄力のある洗顔料を使う必要があります。
乾燥肌や敏感肌の人は、肌を決してこすらないようにし、泡を顔にのせるようにして洗顔料を肌につけます。
どちらのタイプの人も洗顔料が肌に残らないようにしっかりすすぎましょう。
洗顔料が肌に残ると、毛穴に詰まり、新たなニキビの原因になってしまいます。
【ニキビケアの為に食生活で気を付けること】
栄養バランスが偏っていると、ニキビが発症しやすくなります。
にんじん、ホウレンソウ、カボチャなどに含まれているビタミンAには、肌の新陳代謝を促し、毛穴に皮脂が詰まりにくくする効果があり、海藻類、レバーなどに含まれているビタミンB?や魚介類に含まれているビタミンB?には皮脂の分泌を抑制する効果、緑黄色野菜や柑橘類に含まれているビタミンCやビタミンEには、皮脂の酸化を防ぐ抗酸化作用、チーズ、牛乳、昆布、カシューナッツなどに含まれるカルシウムやマグネシウム、亜鉛などのミネラルはホルモンバランスを整える効果があります。
使用法
朝と夜の洗顔後、保湿ケアをしてから、患部に塗布してください。
4週間使用しても効果が無い場合は、医師の指示に従って継続を中止してください。
クリンダマイシン(ダラシン)300mg (sanko00151)
