


アスタリン(サルブタモール)8mg 30錠
アスタリン(サルブタモール)8mg 30錠は、サルブタモールを主要成分とするベネトリンのジェネリック医薬品で、サルブタモール8mgの錠剤です。
気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などの治療に使われます。
気管支喘息は、アレルギー性の炎症によって気道が狭くなり、咳こみや喘鳴などの症状が現れる病気です。
慢性閉塞性肺疾患は、慢性化した気管支喘息や肺気腫の事で、慢性化した気管支喘息の場合は喘鳴や発作性呼吸困難など、労作時呼吸困難や慢性のせきやたんなどの症状が出ます。
通常であれば、十分に空気を通すことのできる気道が、炎症を起こすと、気道粘膜がむくんで気道が狭くなり、さらに炎症を起こしたことで、痰などが分泌されて気道を塞いでしまう為、呼吸がしにくくなってしまいます。
その様な状態の時に、サルブタモールは、気管支平滑筋にある交感神経であるβ2受容体を刺激して気道を拡げ、呼吸を楽にする働きをします。
サブタモールは、β2受容体の選択性が高い為、気管支以外の循環器系への副作用は従来の気管支を拡げる薬に比較して、減少しています。
用法・用量
【成人】
1回8mg 1錠、症状が重い場合は、8mg2錠を1日3回服用します。
【5才未満の小児】
1回1/4〜1/2錠を1日3回経口服用します。
5【5才~15才の小児】
1回 1/2〜1錠を1日3回経口服用します。
年齢、症状によって用法・用量が変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
指示された時間に服用するのを忘れた場合は、気がついた時点で、次の服用時間まで開いている時間が長ければ1回分を服用して、次の服用時間が迫っている場合には服用せず、次の服用時間に時間通り服用してください。
2回分を一度に服用すると危険ですので、症状が重くても服用してはいけません。
服用の継続期間は、医師に指示に従い、自己判断で服用を中止しないでください。
使用上の注意
高血圧、心臓病、甲状腺機能亢進症、糖尿病の人は、サルブタモールを服用したことにより、交感神経が刺激されて、書状が悪化する恐れがあります。
現在服用中の薬と、現在の状態を医師に伝え、指示に従ってください。
アドレナリン、イソプレナリンなどのカテコールアミン製剤と併用すると、動悸や不整脈の副作用がでる恐れがあります。
テオフィリン、ステロイド薬、利尿薬など併用すると、血清カリウム値が低下し、悪心、嘔吐、便秘、多尿、多飲など腎臓の症状、四肢麻痺、呼吸筋麻痺、不整脈、腸閉塞などの症状を起こすおそれがあります。
副作用
動悸、手の震え、頭痛、不眠、吐き気、食欲不振
アスタリン(サルブタモール)8mg 30錠 (ASTHL8X030)
