


ゾビラックス400mg(バルトレックス・ジェネリック) 10錠
ゾビラックス400mg(バルトレックス・ジェネリック)は、バラシクロビル塩酸塩を有効成分とするバルトレックスのジェネリック医薬品で、ヘルペスウィルスによって発症する単純疱疹、帯状疱疹、性器ヘルペス、水痘の治療に使われています。
ヘルペスウィルスとは、細菌よりも小さく、細胞の中で増殖して、皮膚や粘膜に水ぶくれを作るウィルスのことです。
ヘルペスは一般的なウィルスで、誰もが感染しているウィルスで、体内のあらゆる場所に感染しますが、普段は症状が出ません。
体調が悪くなったり、ストレスがたまったりして、体の抵抗力が落ちている時に、皮膚に水ぶくれができるなどの症状が出ます。
ヘルペスには、くちびるの周りにかゆみや痛みと伴う赤い水ぶくれができる口唇ヘルペス、性的な接触によってウィルスが感染し、性器に水ぶくれができる性感染症の性器ヘルペス、水痘・帯状疱疹ウィルスが感染しておこる水疱瘡、水疱瘡のウィルスが体内に潜伏し何十年も経ってから発症し、痛みをおこす帯状疱疹があります。
ゾビラックスの主成分であるバラシクロビル塩酸塩には、細胞内でウィルスDNAの複製を阻害してヘルペスウィルスの増殖を抑える働きがあり、生体による代謝作用を受けて活性代謝物に変化するプロドラッグであるため、吸収力が高く、他の抗ウィルス剤に比べて、服用回数が少ないのが特徴です。
用法・用量
【単純疱疹】
成人:1回500mgを1日2回服用します。
体重40kg以上の小児:1回500mgを1日2回服用します。
【帯状疱疹、水痘】
成人:1回1000mgを1日3回服用します。
体重40kg以上の小児:1回1000mgを1日3回服用します。
【性器ヘルペスの再発抑制】
成人:1回500mgを1日1回服用します。CD4リンパ球数100/mm3以上のHIV感染症である場合は、1回500mgを1日2回服用します。
※用法・用量は年齢、症状に応じて変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
・腎臓病にある人、高齢は、薬の排泄が遅れがちなので、服用間隔に注意する必要があります。
・プロベネシドなどの痛風の治療薬、シメチジンなどの胃薬、モフェチルなどの免疫抑制薬、テオフィリンなどの喘息の治療薬と併用すると副作用が出やすくなります。
・医師に指示による継続期間中は症状が治まっても再発する恐れがありますので、服用を中止しないでください。
・精神変調や意識障害を起こすことがありますので、車の運転など、危険を伴う作業は避けて下さい。
副作用
下痢、軟便、吐き気、腹痛、めまい、ふらつき、眠気、頭痛
ゾビラックス400mg 10錠 (ZVRX400X10)
