


クラビット・ジェネリック750mg
クラビット・ジェネリック750mgは、レボフロキサシン水和物を主成分とする合成抗菌剤で、細菌を殺菌し、感染症治療をする医薬品です。
感染症とは、病原微生物が体内に侵入したことによって引き起こされる病気です。
病原微生物が体内に侵入すると、人間の持っている自己免疫機能が体を守る為に働く為、発熱、痛み、腫れ、発疹などの症状がおこりますが、レボフロキサシンの殺菌作用によって病原微生物が死滅すると、これらの症状は治まります。
大気、水、土壌、動物、人といったすべての自然環境の中に存在する病原性の微生物には、細菌の他にウイルス、カビ、酵母などの真菌などがあり、接触感染、飛沫感染、空気感染によって、体内に侵入してきます。
レボフロキサシン水和物は、感染症を引き起こす病原微生物のうち、体内に侵入すると、細胞分裂を繰り返して細胞に侵入したり、細胞自体を傷つけたりするブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌、コレラ菌、赤痢菌、炭疽菌、結核菌、ボツリヌス菌、破傷風菌、レンサ球菌など細菌にだけ薬効があります。
細菌による感染症には、感染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌感染症、結核、破傷風、敗血症、外耳炎、中耳炎などがあり、レボフロキサシン水和物は、細菌の増殖を抑制、死滅させる働きをします。
用法・用量
・感染症:1回100mgを1日2~3回経口服用します。重症の場合は、200mgを1日3回経口服用します。
・レジオネラ肺炎: 1回200mgを1日3回経口服用します。
・腸チフス、パラチフス: 1回100mgを1日4回、14日間経口服用します。
・炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、Q熱:1回200mgを1日2~3回服用します。
・感染症の種類、症状によって服用方法、服用量、継続期間が変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
・耐性菌の発現等を防ぐため、治療上必要な最小限の期間服用することが必要です。
使用上の注意
・レボフロキサシンにアレルギーのある人は服用できません。
・てんかんなどのけいれん性の病気、重症筋無力症、重い心臓病のある人は、病状の悪化する恐れがありますので、厳重に医師に指示に従って服用してください。
・60歳以上、臓器移植を受けた人、ステロイド薬を服用している人は、副作用のうちアキレス腱障害がおこる可能性が高まります。
・腎臓病のある人、高齢の人は全般的な副作用がでやすいので、注意が必要です。
・妊娠中、授乳中の人、小児は服用することができません。
・フルルビプロフェンが配合されている解熱鎮痛消炎剤と併用すると、けいれんを起こしやすくなります。
クラビット・ジェネリック750mg (LQI750X005)
