


シプロックス 250mg 100錠
シプロックスは、ニューキノロン系の抗菌剤でシプロフロキサシンを主成分とした中耳炎・リンパ節炎・子宮内感染・淋菌などによる感染症に有効な医薬品です。
体内に侵入した細菌の増加を抑えて殺菌を行う効果があり、感染源となっている細菌を死滅させることで痛みや痒みなどの症状を改善してくれます。副作用が少ない医薬品としても知られており、抗生剤に対するアレルギー反応をお持ちの方でも副作用が出にくいとされています。
中耳炎とは、鼓膜の奥にある中耳に膿がたまってしまう病気のことをいい、風邪をひいた時に風邪の菌が中耳に入ってしまうことで発症してしまう感染症です。症状としては、発熱や耳の奥の痛みがあります。
急に耳が痛くなって熱がでるということもよくあります。痛みや発熱は数日で焼失しますが、症状がなくなったからといって完治したわけではなく中耳には膿がたまったままの状態となっています。膿が完全になくなるまでには1カ月から数カ月はかかります。
リンパ節炎とは、細菌やウィルスなどがリンパ節に感染し炎症を起こしてしまう病気です。主な症状としては、リンパ節の部分が腫れて痛みを生じます。原因となる感染症の治療を行うことでリンパ節の炎症も徐々に改善していきます。
子宮内感染とは、子宮内に細菌が繁殖することにより感染症を起こす病気です。特に出産後が子宮内感染を起こしやすいとされています。症状としては、発熱や下腹部痛などがあります。
淋菌とは、淋病の感染源となる菌のことをいいます。感染経路は性行為によるものがほとんどであり性病の一つでもあります。
男性の場合は尿道炎になりやすく尿動向から膿がでる場合もあります。女性の場合は不妊症や子宮外妊娠の原因になることがあります。
シプロックスは、上記のような感染症の治療に有効な医薬品であり治療を続けることにより、ほとんどの感染症は完治します。
ですが、症状が治まったからと服用を中断すると再発し症状が悪化することもありますので、完治するまでは服用を続けるようにしましょう。
用法・用量
1日の服用量は2~3錠となりますので、2~3回に分けて食後に服用してください。
使用上の注意
・服用をする時は、必ず水またはぬるま湯で服用してください。薬の効果が半減する場合があります。
・服用開始前に薬剤師や医師にご相談ください。
・治療中の方は、主治医のご相談ください。
・アレルギー体質の方は、必ず医師のご相談ください。
・妊娠中や妊娠の可能性のある方、授乳中の方は服用できません。
・服用中に異常を感じた場合は、服用を中止し医療機関への受診を行ってください。
副作用
下痢・嘔吐・胃の痛みなどの消化器症状・めまい・頭痛・関節の痛みなど
シプロックス 250mg 100錠 (sanko00200)
