


アジー1000mg
アジー1000mgはアジスロマイシンを主要成分とするジスロマック錠のジェネリック医薬品で、アジスロマイシンが1000mg配合されています。
アジスロマイシンは、病原細菌が蛋白合成をすることを妨げる働きをするマクロライド系抗生物質で、感染症の治療に使われています。
深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、皮膚感染症、呼吸器感染症、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性などの症状に効果を発揮します。
用法・用量
深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の治療には、成人で1回1/2錠を1日1回、3日間 服用します。
尿道炎、子宮頸管炎の治療には、成人で1回1錠を1回服用します。
用法・用量は、年齢、症状によって変わりますので、医師の指示に従って服用してください。
使用上の注意
・抗生物質は、菌を殺すことを目的として処方されるものですので、完全に殺菌できる期間を考慮して服用期間が定められています。その為、症状が治まっても、医師に指示に従って継続して服用する必要があります。
・それと同時に、服用時間を守ることも大切です。
・服用間隔が開きすぎると、殺菌効果が弱まってしまいますし、服用間隔が短かったり、継続期間を医師の指示より長くすると、耐性菌が発生してしまう恐れがあるからです。
・耐性菌が発生してしまうと、抗生物質が効かない体質になってしまいます。
・意識障害がおこる場合がありますので、服用後は車の運転や危険を伴う作業は避けて下さい。
・併用する薬については、必ず医師に相談してください。
・妊娠中、授乳中の場合は、厳重に医師に指示に従って服用してください。
副作用
・下痢、悪心、嘔吐、湿疹、抗生物質を服用したことでカビの繁殖を抑えていた常在菌が減少し、カビが繁殖してしまう為におこるカンジダ、聴覚中枢への刺激からおこる耳鳴り、横紋筋融解症、まれにアナフィラキシーショックをおこすことがあります。
・アナフィラキシーショックの前兆として、発疹、皮膚や粘膜が赤く腫れる、高熱、呼吸困難などの症状が現れた場合には、直ちに医師に連絡してください。
・全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなるといった症状が現れた場合は、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群の前兆であることが考えられますので、医師に連絡してください。