


エコスピリン(アスピリン・ジェネリック)150mg
エコスピリン(アスピリン・ジェネリック)150mgは、アスピリンのジェネリック医薬品で、サリチル酸系の解熱鎮痛消炎剤です。
有効成分であるアスピリンにはシクロオキシゲナーゼという合成酵素を阻害し、プロスタグランジンが合成されるのを抑制する働きがあります。
プロスタグランジンとは、細胞が損傷を受けた時に、シクロオキシゲナーゼの作用によって体内で生成される物質で、痛みや腫れ、発熱などの炎症を引き起こします。
その為、頭痛、歯痛、抜歯後の疼痛、月経痛、咽喉痛、耳痛、関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり痛、打撲痛、骨折痛、ねんざ痛、外傷痛の鎮痛、などによる痛みや発熱などの炎症を和らげる効果があります。
また、アスピリンには血小板の働きを抑える働きもあり、血管内で血液が固まるのを防ぐ効果がある為、脳梗塞や心筋梗塞の治療、川崎病や川崎病のよっておこった心血管後遺症の治療にも使われています。
用法・用量
【関節リウマチ、リウマチ熱、変形性関節症、強直性脊椎炎、関節周囲炎、結合織炎、術後疼痛、歯痛、症候性神経痛、関節痛、腰痛症、筋肉痛、捻挫痛、打撲痛、痛風による痛み、頭痛、月経痛 】
→ 1回1/3錠~1錠、1日2/3~3錠(100mg~450mg)を服用します。
【急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む急性上気道炎】
→ 1回1/3錠~1錠、1日2/3~3錠(100mg~450mg)を頓用します。
【川崎病、川崎病による心血管後遺症】
→ 急性期有熱期間 1日に体重1kgあたり30?50mgを3回に分けて服用します。
→ 解熱後の回復期から慢性期 1日に体重1kgあたり3?5mgを1回服用します。
用法、用量は年齢、症状に応じて変わりますので、医師に指示に従って服用してください。
使用上の注意
・出産予定日12週以内の女性はこの薬を服用することはできません。
・喘息などアレルギー性の病気のある人は、症状を悪化させる恐れがあり為、この薬を服用することはできません。
・消化性潰瘍の既往歴のある場合は、消化性潰瘍を再発させることがあります。
・血液の異常がある場合は、血液の異常を悪化させたり再発させたりする恐れがあります。
・血小板減少症などの血液の病気がある場合は、血小板機能異常が起こる恐れがあります。
・肝障害、腎障害がある場合は、病状が悪化する恐れがあります。
・潰瘍性大腸炎、クローン病、インフルエンザやデング熱などのウイルス性感染症にかかっている人は、慎重に服用する必要があります。
・手術、心臓カテーテル検査、抜歯などを1週間以内に控えている場合、出血が止まらなくなる恐れがありますので、この薬を服用する場合、注意が必要です
エコスピリン150mg (sanko00096)
