


コビックス200mg
コビックス200mgは関節痛や筋肉痛の炎症を抑える効果のある錠剤です。
この薬はジェネリック医薬品にあたります。先発医薬品はセレコックス錠200mgとなります。
ジェネリック医薬品ですから、成分の配合は全く同じと考えて問題ないでしょう。
この薬は1988年に登場していて、もともとはアメリカで製造された薬となります。
ジェネリック医薬品ですが日本の厚生労働省にあたるアメリカFDAの承認を受けているものなので信頼できる薬と考えて問題ないでしょう。
すでに全世界で100ヶ国以上で販売されていてスタンダードな薬として認知されています。
ただ日本ではセレコックス錠のジェネリック医薬品はまだ登場していません。
コビックスには100mgのものと200mgのものが存在します。
症状が軽い場合はコビックス100mgでも問題ないでしょう。
関節リウマチなどのやや症状が重い場合は、コビックス200mgを使用して症状の緩和に役立てるのが一般的となっています。
コビックスの成分はセレコキシブと呼ばれるものです。
非ステロイド消炎鎮痛薬に用いられる成分で、日本でCOX-2選択的阻害剤として使用されている唯一の薬剤となっています。
非ステロイド系の成分となりますので、過去に同様のものを使用してアレルギー反応や蕁麻疹が出た方が使用を控えた方が良いでしょう。
例えば、サラファンアミドと呼ばれる成分が入った薬、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を使用して、過去に副作用が出た方は要注意です。
用法・用量
症状によって服用量が異なるので要注意。
【関節リウマチの場合】
100mgまたは200mgの錠剤を2回に分けて服用。(朝食後、夕食後に服用)
*200mgは既病歴のある方は不可
【腰痛、筋肉痛、変形性関節症、肩関節周囲炎、首肩腕症候群、腱・腱鞘炎などの場合】
100mgの錠剤を2回に分けて服用。(朝食後、夕食後に服用)
使用を控えてほうが良い方
・乳幼児、小児
・消化性潰瘍の方
・重度の肝臓疾患の方
・重度の腎臓疾患の方
・重度の心機能不全疾患の方
・冠動脈バイパス再建術の周術期の方
・妊婦・授乳中の方
・その他疾患、持病がある方
効果・効能
関節リウマチ、関節痛、筋肉痛、腰痛の緩和・抑制。
関節の炎症(変形性関節症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱鞘炎など)の緩和・抑制。
副作用
めまい、紅潮、感覚鈍麻、食慾不振、消化不良、便秘、上腹部痛、胃の不快感、胃炎、口内乾燥、舌障害、嘔吐、悪寒、全身浮腫、口角びらん、動悸、じんましん、湿疹、発疹、耳鳴りなど
※下記の症状が出たらすぐに服用を辞め、医師に相談する
アナフィラキシー様症候群、消化性潰瘍、心筋梗塞、脳卒中、心不全、うっ血性心不全、肝不全、肝炎、肝機能障害、再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒血球症、急性腎不全、間質性腎炎、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑、剥脱性皮膚炎
コビックス200mg 100錠 (sanko00177)
