


アシコン40mg(ガスター・ジェネリック)
アシコンは、ファモチジンを有効成分とする消化性潰瘍用剤ガスターのジェネリック医薬品で、胃炎や胃潰瘍の治療に使われています。
ファモチジンには胃粘膜のヒスタミン受容体を遮断する働きがある為、胃酸の分泌を抑え、胃粘膜への刺激を和らげるという効果があります。
基本的に胃酸は胃腸に侵入してくる菌を殺菌する働きをする分泌物なので、健康な胃腸を保つためには必要な物ですが、薬を服用したり、体調が悪くなったりしたことが原因で胃壁が弱っている時には、胃粘膜を刺激し、胃炎や胃潰瘍廼原因となってしまう為、胃粘膜が胃酸の分泌を減少させる必要がある為です。
用法・用量
【胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、ゾリンジャー=エリソン症候群】
a) 1回1/2錠(20mg)を1日2回 朝食後、夕食後または就寝前に服用します。
b) 1回1錠(40mg)を1日1回(就寝前)に服用します。
【びらん、出血、発赤、浮腫などの胃粘膜病変、および急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期】
a) 1回1/4錠(10mg)を1日2回 朝食後、夕食後または就寝前に服用します。
b) 1回1/2錠(20mg)を1日1回(就寝前)に服用します。
※用法、用量は年齢、症状、併発している他の病気とその病気の治療に使われている医薬品など様々な状況に応じて変わりますので、医師の指示に従って服用してください。
使用上の注意
・腎臓病、肝臓病、心臓病、高齢者は薬の排出が遅れがちなので、薬の量、服用間隔に特に注意が必要です。
・胃酸の分泌が抑えられるために、併用している薬の吸収率が変化する場合がありますので、医師の指示に従って服用し、この薬を服用中は医師に指示なしに市販薬を服用しないでください。
・突然服用を中止すると、胃酸の分泌が急激に増え、症状を悪化させる恐れがありますので、医師に指示に従って徐々に薬の量を減らしてください。
・潰瘍の治療の為に服用していた場合、症状が改善して服用を中止すると再発の恐れがありますので、再発予防の為、医師に指示により服用を継続することがあります。
副作用
・便秘、発疹、肝機能値の異常、乳首の腫れ、痛み、生理不順、眠気、頭痛、めまい
・まれに起こる精神神経的な症状(腎臓の悪い人、高齢者は特に注意が必要です。)
・不安感、無気力感、混乱状態、幻覚、けいれん
直ちに医師に連絡する必要のある重い副作用
ショック、アナフィラキシー、腎臓や肝臓の重い症状、不整脈、意識障害、横紋筋融解症
アシコン40mg (sanko00050)
