


ケトチフェン1mg
ケトチフェン1㎎はアレルギー性鼻炎や気管支喘息の治療に用いられる抗ヒスタミン剤となっています。
主成分である「ケトチフェン」がヒスタミンH1受容体に結合することによって、喘息や鼻炎といったアレルギー炎症の引き金となる「ヒスタミン」がH1受容体と結合するのを防ぐ働きがあります。
アレルギー症状を改善する薬と言われていますが、気管支喘息治療に服用する場合、喘息の発作がすでに起こっていても服用することは可能ですが、症状がすぐに改善・緩和するわけではありませんので注意してください。
アレルギー性鼻炎とは?
風邪を引いている訳でもないのに鼻水が止まらない、鼻が詰まるといった方は「アレルギー性鼻炎」の可能性があります。
アレルギー性鼻炎はその名の通り、鼻の粘膜内で起こるアレルギー性の炎症で自然治癒することは少なく、一度アレルギー性鼻炎になってしまうと、くしゃみや鼻水といった症状に長い間悩まされます。
アレルギー性鼻炎患者はハウスダストの増加や大気汚染、ストレス社会などで近年増加傾向にあります。
日本人の5人に1人はアレルギー性鼻炎の症状に悩まされていると言われているんですね。
タイプは「通年性アレルギー性鼻炎」と「季節性アレルギー性鼻炎」の2種類があります。通年性アレルギー性鼻炎は1年中症状があらわれ、季節性アレルギー性鼻炎は花粉症などが原因となりますので一定期間に限り症状があらわれます。
気管支喘息とは?
アレルゲンと呼ばれる抗原タンパク質を吸い込むことによって気管支にアレルギー反応がで、様々な刺激に対して敏感になってしまうため「痰」や「咳」といった症状があらわれ、それらを繰り返す病気のことを「気管支喘息」と言います。
アレルギー反応以外にも、運動することによって発症する「運動誘発喘息」や特定薬剤を飲むことによって発症する「アスピリン喘息」などがあります。喘息は小さな子どもから大人まで発症するリスクのある病気です。
長期間、咳や痰が止まらないという方は喘息の可能性があるので出来るだけ早く病院を受診するようにしましょう。
【使用方法】
食後すぐと就寝前の1日2回、1錠を水またはぬるま湯で服用してください。
アレルギー症状や年齢によって摂取量が増減するため、詳しくは医師の指示に従うようにしてください。
【注意点】
服用後は眠気を感じる事があるので長時間の作業や運転は行わないように注意してください。
服用後に飲酒すると眠気の副作用が出やすいとされています。アレルギーの症状を抑える薬であって、アレルギーそのものを治すという意味ではありません。
【副作用】
眠気や頭痛、怠惰感、口の渇き、頭痛などがあげられます。一般的にケトチフェン1㎎は副作用が出にくいとされているので正しく服用すればさほど心配はいりません。
ケトチフェン1mg 10pill (KTASMA1X10)
